2018/08/01
「セカンドオピニオン」とは
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セカンドオピニオンとは、病気の診断や治療方針について、主治医以外の医師からも意見を聞くことができる制度です。アメリカで始まったサービスで、日本では1990年代から導入され始めました。
主治医以外の医師から、その治療法が適切か、他の方法はあるかなどを聞くことで、より納得して治療を受けることができます。
セカンドオピニオンを受けるには、主治医の紹介状と検査結果が必要です。そのため、「セカンドオピニオン」を受けたいという意思を主治医に伝え、必要な書類を準備してもらう必要があります。
主治医に相談することはもちろん、インターネットなどで病院を調べてみるのも1つの方法です。また同じ病院であれば、他科の医師にセカンドオピニオンを依頼できる場合もあります。
セカンドオピニオンを受けた後、その結果をもとに、主治医の提示した治療を受けるのか、セカンドオピニオンの医師の治療法に変えるのか、主治医とよく話し合いましましょう。
注意する必要があるのは、セカンドオピニオンは健康保険の適用外ということです。
新たに検査を行うというわけではなく、主治医の検査結果をもとに「相談」を行うため、健康保険の対象ではなく、全額自己負担となっており、具体的な費用は病院や、検査の内容によって変わります。
また、セカンドオピニオンサービスを提供している保険会社も多くあります。フリーダイヤルで電話相談出来る会社がほとんどです。
病気と診断され不安な状況の中で、まずはそういったサービスを利用してみるのも良いかもしれません。
セカンドオピニオンサービスのある保険会社かどうかも、保険加入の検討材料にされてみてはいかがでしょうか。また、加入中の保険会社についてサービス利用可能かどうかも確認してみると良いでしょう。