2018/08/01
『造血幹細胞移植』ついて
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急性骨髄性白血病(AML)の治療法として、
抗がん剤等の化学療法のほかに、造血幹細胞移植という治療方法があります。
今回は『造血幹細胞移植』ついて簡単にご紹介いたします。
まず、造血幹細胞移植とは
白血病細胞だけではなく正常な血液細胞も併せて死滅させる程の強力な抗がん剤や放射線治療を行った後に、提供者あるいは自身の骨髄から白血病細胞を取り除いた幹細胞を移植し正常な血液細胞を補充する治療方法です。
現在では、自分以外の幹細胞を移植した際に、
提供者由来の白血球が自身の白血球よりも白血病細胞を破壊する免疫反応を示すことがわかっており、抗がん剤や放射線治療だけではなく、移植後に起こるこの免疫反応の力も使って、白血病細胞を死滅させるという治療方法も兼ね備えています。
造血幹細胞移植で用いる幹細胞は
骨髄、末梢血幹細胞、臍帯血の3種類があり、
移植方法については、
点滴で幹細胞が移植され、うまくいけば移植後2~3週間でドナーの血液細胞が増えていくそうです。
費用については、
日本国内でドナーが見つかり、骨髄移植が成功した場合は約15万円程度の費用がかかるそうですが、場合によってはさらに高額になる場合もあるそうです。
もしも何かあった際に安心して治療に専念できる様、
この機会に是非、医療保険について検討してみてはいかがでしょうか。