2018/08/01

がん緩和ケアについて

今回はがん緩和ケアについて簡単にご紹介いたします。

まず、がん緩和ケアとは
終末期患者に対し行われるケアと思われがちですが、
実際にはがんの進行度・病状に関わらず、
がんと診断された瞬間から受けられる心身的なケアとされています。

次に緩和ケアの目的ですが、
患者とその家族のQOL(Quality of life=生活の質)を維持・向上させ、
治療中も薬剤処方やカウンセリングなどを通して、
その人らしい生活が送れるようにサポートするのが目的です。

専門的緩和ケアの提供方法について
大まかに以下の3つに分類されます。

・外来における緩和ケア
・一般病棟または緩和ケア病棟(ホスピス)への入院による専門的緩和ケア
・自宅療養における緩和ケア

具体的な治療法としては、
疼痛コントロール、栄養管理、床ずれの予防やケア、胸水や腹水の管理、
また、より患者の症状を和らげられるよう、
薬剤師・管理栄養士・臨床心理士・医療ソーシャルワーカー・介護職など、
各分野に精通した専門家からのカウンセリングや食生活のアドバイス、
意思決定のサポートが提供されるため、体の負担だけでなく、
将来への不安に対するケアもしっかりと行われます。

このがん緩和ケアについて、特約などで備えられる保険商品もありますので、
この機会に是非検討してみてはいかがでしょうか?

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