2018/08/01

出産における医療保険の適用について

公的な保険が適用されるのは?

基本的に妊娠・出産は、公的な健康保険は適用されませんが、医療行為とみなされるものに関しては通常の医療と同じように保険が適用されます。
・妊娠高血圧症候群、重度のつわり、貧血などに対する医療
・帝王切開分娩の手術費
・陣痛促進剤、吸引・鉗子分娩手術費用

民間の保険が適用されるのは?

民間の保険であてはまるとすれば医療保険です。
自然分娩ではほとんどの場合適用されません。異常妊娠や異常分娩の治療の条件を満たすことで保険金が支払われます。
多くは帝王切開分娩により出産した場合の入院・手術給付金が適用の対象となります。

公的保険と異なる点は、加入している保険商品によって、保障の範囲や給付される金額が異なることです。

異常分娩では処置後の経過も含めて、正常分娩よりも入院日数が長くなりがちであり、医療保険の給付金が果たす役割は大きいといえます。

入院給付金は入院日数に応じて受け取ることができ、1日5000円、1万円という金額に入院日数を掛けた合計額を受け取ることができます。

厚生労働省によると近年4人に1人が帝王切開で出産しているという報告もあり、正常分娩の予定でも直前で状況が変わる可能性が高いことも考えられます。

妊娠中に加入できる保険は少ないため、妊娠前に民間の医療保険を検討してみることをお勧めします。

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