2018/08/01
在宅医療の現状
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~在宅医療の現状~
日本における高齢者の割合は近年増加しており、高齢者に対する医療の形態も多様化しています。
在宅医療とは、日常生活を営んでいる住居に医師が訪れ、医療行為をおこなうことです。
住居とは、自宅以外に老人ホームのような高齢者施設も含みます。
高齢者以外に重度の障害がある方など、自宅や施設から外出することが難しい患者さんにも、在宅医療のニーズがあります。
在宅医療を希望する人が増える一方で、以下のような問題点もあげられます。
・訪問看護を担当する人材の不足
訪問看護ステーションの数は増加している傾向にありますが、1ステーションあたりの看護職員の数は比例していないと言われています。
・介護を理由に離職する人の増加
法律により介護休業制度などが設けられていますが、取得割合はまだまだ低く、働き盛りの世代の方たちは離職せざるを得ない状況となっています。
介護離職は常に、無職状態になり収入源を絶たれるリスクがつきまといます。
その後転職ができても収入減に繋がる可能性が高いことから、支える家族の経済的負担が増すことは明らかです。
また、日々の介護によって体力面だけでなく精神面にも大きな影響を及ぼす恐れがあるので、在宅介護を始める前に生活の在り方について家族内でよく話し合うことが大切です。
同居している家族の中に高齢の方がいるご家庭は特に、万が一の時の医療費や生活費の補填となってくれる生命保険を検討してみてはいかがでしょうか。