2018/08/01

「指定難病」にかかった際の医療費助成制度

まず指定難病医療費助成制度とは、公費負担医療の制度のうちのひとつで、指定難病にかかっていると認められる患者で、病状の程度が一定程度以上の場合に助成対象とし、指定難病及び付随して発生する傷病への医療について特定医療費を受給できます。

では自己負担割合と自己負担上限額はどうなるのか?
公費負担医療では、それぞれの公費で自己負担割合や、所得による自己負担上限額などが定められているように、指定難病医療費助成制度においても、自己負担割合が設定されていて、かつ自己負担上限額も設けられています。

まずは指定難病医療費助成制度の自己負担割合についてご案内します。

医療保険で3割負担の人は、公費により1割助成されて2割負担となります。
医療保険で1割負担・2割負担の人は、その医療保険の負担割合が優先で適用となります。

また自己負担上限額は、所得や治療の状況に応じて定められています。

さまざまな医療費助成制度があり、そのうちの公費負担医療制度の中には多くの公費制度がありますが、指定難病医療費助成制度を利用する方は少なくありません。
さらに指定難病医療費助成制度の対象疾病は段階的に拡大されています。

医療保険などで指定難病に備えることもできますし、指定難病と診断されている方でも加入できる保険もあります。
ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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