貯蓄と保険の違いとは
- 個人向け保険
- 生命保険
~貯蓄と保険の違いとは~
生命保険の中には預貯金などの貯蓄に似た機能を持つものがあり、それらは「貯蓄型」と呼ばれています。例えば、養老保険や終身保険、個人年金保険などがあります。
貯蓄型の保険が預貯金と似ているところは「お金(保険料)を積み立てていく」という点ですが、貯蓄と保険では仕組みが全く異なります。
貯蓄ではお金を積み立てて貯めていくので時間の経過と共に少しずつお金が増えてきますが、貯蓄型の生命保険では時間の経過に関係なく保険に加入した時から受け取れる保険金額が変わらず必要な金額を準備できる仕組みとなっています。
例えば貯蓄はお金を積み立てている途中で亡くなった場合、それまで積み立てた元金と利息しか戻ってきません。しかし生命保険は加入して少しの期間しか経過していなくても、死亡や高度障害になった際には支払った保険料に関わらず加入時に決めた保険金を受け取ることができます。
生命保険の最大のメリットは、加入すると同時に大きな保障が確保されるという点です。保険は加入した時点で必要な金額を用意するための準備が整います。人が生きている間にお金が必要となるリスクがいつ起こるかはわかりませんが、保険に加入しておけば万が一のリスクに備えることが出来ます。
貯蓄のメリットとしては、必要な時にいつでもお金を引き出して使うことが出来る点や、途中で使用目的を変えることが出来る点、病歴などに関係なく預入をすることが出来るという点があります。
上記のように貯蓄と保険はそれぞれの特徴がありますので、どちらかに特化せず保険と貯蓄の良いところを併用してリスクを最小限にとどめることが大切です。
いつ起こるかわからないリスクを不安に思うより、万が一のことが起きた場合に安心して対応が出来るように、この機会に是非ご検討下さい。